バツ&テリー 魔境の鉄人レース

解説

週刊少年マガジンで連載されていた「バツ&テリー」がゲームになった。スーパーマリオライクな横スクロールアクションゲーム。

レビュー

 原作の漫画はあまりよく覚えていない。野球マンガのようだが、野球をしていた記憶はほとんどない。ただラストだけは覚えている。アメリカにわたったバツとテリーが馬小屋のような所で金髪美女といちゃいちゃしていると、ダンナが帰ってくる。あわてて逃げるバツとテリー。ふたりはハーレーにまたがって、アメリカの大地を疾走するのであった。と、こんな感じだったはず(細部は違うかも)。ヤンキー野球部員がケンカに、野球に、恋に全力を尽くす青春ドラマだったと思う。

 なのになぜ鉄人レースなのだろう。なぜスーパーマリオのような横スクロールアクションなのだろう。何も考えないでとりあえずバツ&テリーのゲームを作っとけ! といったメーカーのいい加減な気持ちがひしひしと伝わってくるのだ。マイナーメーカーから出たキャラゲーなんてこんなものかもしれない。

 操作性は決して悪くないのだが、ゲームのデザインがひどすぎる。特に敵キャラの配置と行動パターンだ。たいていのクソゲーは敵の攻撃がえぐすぎてゲームにならないのだが、バツ&テリーの場合は敵の攻撃がぬるすぎてお話にならないのである。普通にテレテレ歩いてくるだけなので、敵の役割を果たしていないのだ。この辺はクソゲーの名作「スーパーモンキー」と合い通じるものがあると思う。